日記のようなもの 8/11 亡き明日のアルカディア製作者談
こんにちは。
虚無に一日を生きてる、そんな毎日の白羽さんです。
さて、今回は物書きとしてのお話を。
私は現在、白羽凪、亜睡める名義での小説活動を行ってます。
その中で、カクヨム様で掲載させていただいてる、『亡き明日のアルカディア』に触れて、私の考えと、作品を通して伝えたいことについてお話します。
まず、この作品が生まれた経緯。
初投稿は2020の5/21。コロナの自粛期間、といったところでしょうか。何気ない一瞬だったんです。その時に、「そうだ。戦闘恋愛ものの小説を書いてみよう。能力もので、恋愛ゲーム風にヒロイン個別に話を作って」、と思ったのが始まりです。
発想というのはなかなか面白いもので、この日は夜の10時にそれを思い浮かんで以降、深夜3時までぶっ通しで第一案を練りました。宿題もそっちのけです。
そうして、原案が完成して、それを加筆修正...。これは今現在も行ってますね。
もともと、起案の段階では、能力をメインにしようと思ってたんです。だから、独自の世界、規定を作ったりもしました。
しかし物書きというのは面白いもので、いざ書いてみると人間ドラマがメインになるんですね。そこは作者の感性によりますが。
そして、白羽さんは気づくわけです。
「...Rewrite?」
作品のタイプがRewriteに近寄っちゃっていました。まあ、製作段階で気づいてたんですが。
そこからは、いかにRewriteと区別をつけるかの戦いでした。というか、今でも続いています。
まあ、少しは良くなったんじゃないですかね?知りませんけど。
それに、向こうの方が格上です。そう考えると、思い切って書くこともできますね。
さて、そうして今なお更新される亡き明日のアルカディアですが、私はこの作品に、かなりいろいろのメッセージを込めています。個別、共通と分けて。(共通はまだ未発表)
ただ、ここで話すのもなんですが、思いが一番籠っているのはタイトルですね。
『亡き明日のアルカディア』
アルカディア、というのは理想郷、だったりとか桃源郷、といった意味を持っていたりします。
作中の主人公、達海がいる街、白飾がまさしくそれなわけです。
不便なものは何もなく、楽に生きれる...。いわば桃源郷ですね。
それが、亡き明日...。明日には無くなる、ということです。
現実でも、同じことを言えるんじゃないですかね?
普段私たちが生きているこの日常こそが楽園で、桃源郷で。
けれどそれは、突如として明日には無くなるかもしれない。
私がこの作品で伝えたいのは、そういうことですね。
今あるこの時間が、世界が、明日にはどうなるか分からない。そんな中であなたはどう生きるのか、というメッセージです。(少々偉そげですいません)
「答えのない世界で、正解のない終わりを求めて」、という一言メッセージの通り、この世界に正解はないと私は思っています。
だからといって、何も選ばないのは違う。
間違えながら選ぶ、その強さを、読者に感じ取ってもらえたら、作者としては嬉しいですね。
といったところで、亡き明日のアルカディア、二日に一回二話更新中です。
きょうはここまで。ありがとうございました。
以下、亡き明日のアルカディア リンク
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